言葉
最近出版された『読まずにわかる こあら式英語のニュアンス図鑑』という本を読んでいたら(タイトルに反してやはり「読む」必要はあります(笑))、上の図のような「形容詞」を並べる順番に関する図が出てきました。 自分が中高のころにはっきりと習った記…
久しぶりに訪れた近所の書店で、詩歌の棚を眺めているときに目に止まった書籍です。テーマ毎に類似の(というか連想させる)言葉が並び、それらを用いた俳句の例が書かれています。季節ごとに整理された歳時記とは異なり、上の写真にあるように例えば「庭園…
ネットの上で見つけた文章です。 Aoccdrnig to a rscheearch at Cmabrigde Uinervtisy, it deosn't mttaer in waht oredr the ltteers in a wrod are, the olny iprmoetnt tihng is taht the frist and lsat ltteer be at the rghit pclae. The rset can be …
id:Akimbo:20090117 で見つけた「勝手に和訳」企画。 もともとは "Enough for me"(id:usaurara:20090114) というところから始まったらしいです。 パレスチナの女性詩人というところに、珍しさとシンパシーを感じたので、私も「勝手に和訳」企画に乗ってみま…
ふと思いついたので、英語/翻訳の小ネタを。昨日の日記で「人を動かす 新装版」という本をご紹介しました。 この本の原題は How to win friends and influence people というものです。さて、この原題を少し解剖してみましょう。 後半の"How to ... influenc…
「犬の十戒」というタイトルで世間に流布する文書を見つけました。 動物を(もちろん特に犬を)飼っている、または飼っていた経験のある人には特に馴染むものではないでしょうか。実際にはこれから犬を飼おうとする人にこそ読んで欲しいものですけれど。既に…
たまたま手にした R25 の囲み記事に般若心経が載っていました。 このところ思うところがあり、東京に電車で向かう30分あまりの時間、携帯電話を使って一文字ずつの「写経」を試みました。 生まれて初めての経験でしたが、言葉の中に入り込む感覚が時間を忘…
Dan Kogai 氏のブログの書評エントリーから 仕事は演出力 あなたの「魅力」を引き出す38のヒント作者: マックス桐島出版社/メーカー: 日経BP社発売日: 2007/04/26メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 3人 クリック: 15回この商品を含むブログ (6件) を見…
「サルでも描けるまんが教室」の原作者としても有名な竹熊健太郎氏のブログに「「正義の味方」という言葉を作ったのは川内康範先生だということはご存じでしょうか」というエントリがありました。 確かに、月光仮面は「正義」そのものではなく「正義の味方」…
ええと、あなたの名前を入れると、「本物っぽい」日本名を生成してくれるというサイトがありました。Your Real Japanese Name Generator! | Rum and Monkeyもちろん、もともと外国名を入れて、日本語名を生成するためのページなので、とりあえずハンドル名の…
最近気が付いたのですが、「適せん」という表記がネット上に登場するようになっていますね。たとえば以下のような表記です。 集合・解散は適せん行って下さい。 砂糖は適せん加えてください。 さて、この「適せん」とは一体何でしょう?最初全くわかりません…
最近話題の「千の風になって」のオリジナルの詩は、諸説あるなかで、1932年にメアリー・フライという方(Mary Elizabeth Frye 1905 - 2004年、アメリカ合衆国 メリーランド州 ボルティモアの主婦)が書いたものであるとする説が有力だそうです。 Do not stan…
「病牀六尺」は、正岡子規が明治35年(1902)5月5日から死の二日前の9月17日まで新聞『日本』に127回にわたって連載した随筆の名前です。子規は脊椎カリエスという激痛を伴う病に苦しめられ続けていたそうです。 その随筆の中にあった一節が心を捉えたので、…
雨の名前作者:高橋 順子発売日: 2001/05/21メディア: 単行本イヌイットは「雪」を表現するための何十種類もの言葉をもつと言われていますが、これは彼らの生活の中で雪が大きな役割を果たしていることに起因しています。 ひるがえって日本をみると、梅雨をは…
様々な事情でここしばらく翻訳漬けの生活を送っています。といっても他の仕事もあるので100%割り当てるわけにもいかず(現在総作業時間の3〜4割程度)。テーマは専門のソフトウェアから、極めて趣味的なものまで*1。インターネット検索と複数の電子辞書と…
今日も出会った言葉の覚書をしておきます。秘蔵宝鑰(ひぞうほうやく) 序 沙門遍照金剛撰(しゃもんへんじょうこんごうせん)より 三界の狂人は狂せることを知らず 四生の盲者は盲なることを識らず 生まれ生まれ生まれ生まれて生の始めに暗く 死に死に死に…
今日読んでいるのは「ビジネスマン、必読。―会社と国、そして自由を考える100冊 (日経ビジネス人文庫)」。ん?あの斎藤貴男氏がビジネス指南書案内…?と思って手に取ったのですが、中身はやはり「斎藤節」でした。しかし今回もこの本の感想は書かずに(笑)、…
今日読んでいる本は「博物館の誕生―町田久成と東京帝室博物館 (岩波新書)」という本なのですが、今回は本の感想ではなく、おまけのしおりに書いてあった言葉をご紹介します。 岩波新書のおまけのしおりには、広辞苑の宣伝を兼ねて、言葉が紹介されているので…
最近いろいろな場所で話題になっていますね。 Speech of Steve Jobs .:. PLANet blog もちろんジョブズが幸運に恵まれたことも事実でしょう。しかし、幸運の女神の前髪を掴むためには、それなりの準備(心構え)が必要だということですかね…。 とはいえ「自…
「http://d.hatena.ne.jp/ardbeg1958/20050601/p1」で紹介した本から引用します。 一所懸命やっているのに、なんだかイマイチ。どん底感が漂うときには「深刻と真剣の違いはなにか」と考えることを著者は勧めています。例えば… 深刻 重い、いやいや、黒い汗…
吸い込まれそうな青空の下 ひとり佇む樹を仰ぎ見る 心地よい風が通り抜ける 饒舌な静寂が押し寄せてくる 懐かしさで胸が満たされて あなたの声が聞きたくなる
triskaidekaphobia 「13恐怖症」のこと。13 に関係するもの(13日、13階、13ドル、13セント…などなど)をむやみに畏れることを言うそうです。 ギリシャ語の triskaideka (treis=3, kai=and, deka=10 --> 13) に「怖れ」を表す phobos がくっついて…
Despite its explicit program, when the symphony was first performed in 1957 a Russian audience always on the lookout for subtexts quickly interpreted it as being about the crushed Hungarian uprising of the previous year. This officially sa…
Despite involvement in protection, narcotics, strong-arm debt collecting, strikebreaking, and blackmail, among other nefarious activities, all of them professed to be a cut above mobsters in other lands. Robert Whiting, Tokyo Underworld 非…
Though not in the best of physical form, he was capable of moving with celerity. Malachy McCourt, A Monk Swimming: A Memoir 素早い移動や動作。俊敏なこと。速いこと。徒競走は苦手でした。小学校のときは大抵ビリ(まあ本人は全くそれを苦にしてい…
"But of course it is!" asseverates Herman Woodlife. Miles Kington, "Child slavery: the half-truth," Independent, June 12, 1998 「思いっきり(心底)肯定する。」といったような意味。なんとなく額に血管とかが浮き出ていそうな勢いも感じます。
But something is fundamentally wrong at Leeds, something that even the most ardent supporters -- and other purblind apologists -- must surely come to recognise. Kevin Mitchell, "How Leeds lost it," The Observer, March 10, 2002 まあもともと…
別の話題。最近 Schadenfreude という単語を知ったのですが、これは "A malicious satisfaction in the misfortunes of others."(他人の不幸に対して感じる悪意ある満足) といった程の意味です。こうしたニュアンスを一言で表す言葉って日本語にはないよう…
日本語と英語に関するあるコミュニティで「『気を遣う』って英語でどういえばいいんですか?」という質問が出ていました。例えば be considerate (about ...'s feeling) とか care for (...'s feeling) といった普通の意見も出ましたが、その中に「そもそも…