酔眼漂流読書日記

本と音楽と酒場と言葉

それで幸せ

id:Akimbo:20090117 で見つけた「勝手に和訳」企画。
もともとは "Enough for me"(id:usaurara:20090114) というところから始まったらしいです。
パレスチナの女性詩人というところに、珍しさとシンパシーを感じたので、私も「勝手に和訳」企画に乗ってみました

もともとはアラビア語の筈ですが、以下は英訳されたものからの二重翻訳です。先行する二つの翻訳がありますので、やや意訳気味に訳しました。ご参考まで。

 「それで幸せ」
 
この地の上で死ねたらそれで幸せ
地に葬られ
土と溶け合いそして消え去り
やがて一輪の花として芽吹き
わたしの国の子供と遊べれば。
 
わたしの国に抱かれて
留まることができればそれで幸せ
その地に撒かれたひと握りの塵となって
一本の草
一輪の花となって

http://www.jerusalemites.org/poem/fadwa.htm