酔眼漂流読書日記

本と音楽と酒場と言葉

2024-01-01から1年間の記事一覧

Resenteeism, Presenteeism, Quiet Quitting

Resenteeism(リセンティーズム)は、近年注目されるようになった職場用語で、従業員が仕事に対して不満を抱きながらも、経済的な理由や他に良い選択肢がないと感じてその仕事を続ける状況を指します。この言葉は、特に現代の職場環境や労働市場の変化を反映…

【荀子】争気ある者とは与に弁ずる勿れ

新シリーズ「今日の言葉」 今日は荀子の「争気ある者とは与に弁ずる勿れ」という言葉について解説します。 この言葉は、古代中国の思想家である荀子(紀元前313年頃 - 紀元前238年頃)の著作『荀子』の「勧学篇」に登場します。「争気ある者とは与に弁ずる勿…

"Passage into law" と音声による解説

フレーズの意味 "Passage into law" とは、法案が正式に法律として成立する過程を指します。具体的には、立法機関(議会など)で法案が可決され、行政府の長(大統領や首相など)の承認を得て、正式な法律となることを意味しています。 典型的な利用例として…

生成AIが変革するシステム開発

上流から下流まで生成AIが変革するシステム開発 作者:酒匂 寛 日経BP Amazon 9月14日に生成AIを用いたシステム開発の本を出版します。 2022年末のChatGPTの登場以来、その生成能力を使った様々な応用が登場しています。その大きなものの一つが「プログラミン…

CPUの仕組みに迫る『CODE コードから見たコンピュータのからくり』

CODE コードから見たコンピュータのからくり 第2版 作者:Charles Petzold 日経BP Amazon 2024年2月に新しい訳書が出ます。 本書は2003年に出版された「CODE: コードから見たコンピュータのからくり」の第2版です。 第1版ではコード化(符号化)の意義と意味…