take a shine to
「〜を気に入る」という表現です。文章ではなく主に会話で使われるようですね。
I think you’ll get the job — they seemed to take quite a shine to you.
きっと就職できると思うよ、君のこと凄く気に入っていたみたいだったし。
単に気に入るというだけでなく、「ひとめ惚れ」的なニュアンスもあるようです。
He must have taken a shine to you.
彼は君にひとめ惚れしたに違いないよ。
ところで、「輝きを与える」ことから「気に入る」という意味が生じているのですが、逆に「輝きを奪う」ことだってできる筈 ... と思って調べてみると
take the shine off
「〜の鮮やかさや興奮を台無しにする」という意味のようです。これも会話中心で、やや古風な響きがあるようです。
The foul weather really took the shine off our picnic yesterday.
ひどい天気のお陰で、昨日のピクニックは台無しだった。
先の表現の shine は "a shine" で、後の表現の shine が "the shine" だというところもミソででしょうか。