knock on wood
悪いことが起きませんように
直接の意味は「木を叩く」ですが、これは悪いことが起きないように木を叩いて災難を避けるという習慣(おまじない)に基いているそうです。
もともとは精霊の宿る木であるオーク類(ブナやカシの木の総称)を叩いて祈るという習慣から来たものですが、いつでも身の回りにそうした木があるとも限らず、代わりにテーブルなどをコツコツと叩いて代用するという場合などもあるとか。
これまで調子が良かった(でも悪いことが起きるかもしれない)という自慢めいたことを言ってしまったときなどに、魔除けとしてすばやく言い添えたりするようですね。
例)I haven’t gone into a hospital yet. Knock on wood.
これまで入院したことが無いんだ。(これからも起きませんように)
例)This year's been pretty good so far, knock on wood.
今年はこれまでとっても調子が良かったんだ(このまま悪いことが起きませんように)
例)Knocking on wood keeps away bad luck.
木を叩けば不運を避けることができる。
なおイギリスでは Touch wood と言うそうです。