酔眼漂流読書日記

本と音楽と酒場と言葉

Google Wave

これは面白いプラットフォームですね。今年後半という正式リリースが楽しみです。

Google Wave を無理矢理一言でまとめるならば、「クラウドの中に自由にコントローラ付きの共有の木構造モデルを作り出す仕掛け」のようです。

別の言い方をするなら、「MVC の MC を Wave が提供するので(もちろん M の「中身」は利用者が定義できる)、あとは用途に応じて V を用意すれば、リアルタイムに更新されるウェブサービスの一丁上がり」というわけです。
すみません、ちっともわかりやすい説明ではありませんね(笑)。技術的に特に驚くべき点はありませんが、こうした大規模な仕掛けを真面目に作ってしまうところが Google の恐ろしいところです。

とはいえ本筋とはやや外れますが、拡張機能の説明のデモの中で使われた、Web 上の文例を知識ベースとして使うスペルチェッカーには、少々感動しました。

セキュリティやパーミッションなどの整理は難しいかもしれませんが、面白いアプリケーション(サービス)が沢山生まれそうです。

以下のビデオを見ると概要がわかります(1時間半ありますけれど)。