酔眼漂流読書日記

本と音楽と酒場と言葉

追記 2007/01/09

週刊文春を買って読んだらアメリカのオバマ上院議員の話が載っていました(1/17号 33ページ)。それによると、年齢性別人種を問わず広く支持を集めるオバマ氏に、唯一批判的だったのが、意外にも黒人(アフリカン・アメリカン)だったということです。というのも、オバマ氏の場合ルーツは米国に留学に来た父親であり、伝統的な黒人の定義である「奴隷の子孫」ではないから、そんなことで「黒人」と言えるのかという、やや難癖に近い理由だそうで…。
それに対してオバマ氏は「ニューヨークでタクシーがなかなか止まってくれないから、黒人だと思う」というジョークで切返したそうな(笑)。欧米の政治家はユーモアの反射神経が重要ですねぇ…。