酔眼漂流読書日記

本と音楽と酒場と言葉

キャッチアウェーブ

キャッチ・ア・ウェーブ

キャッチ・ア・ウェーブ

最近テーィンエイジャーの作品がときどき出てきますが、これは16歳の高校生が書いたというふれこみの「小説」です。なんとなく手にとって読んでみたのですが…ちょいと私にはツライ作品でした。う〜ん、なんと申しましょうか、テレビドラマの企画会議に提出されたプロットを読んだという感じと言えばいいのでしょうかねぇ。登場人物の紹介と粗筋の紹介で終わったような読後感でした。同じ若者の作品という意味であえて比べれば「野ブタ。をプロデュース*1の方が好みだったかも。
まあスレてしまったオジサンの琴線には触れにくいというだけだったのかもしれませんケド(^-^;。

*1:こちらの作者の白岩玄はティーンエイジャーではありませんが