酔眼漂流読書日記

本と音楽と酒場と言葉

1998/07/09 Thu.

ソフトウェア開発環境展を見学するために東京ビッグサイトへ。ゆりかもめで新橋から展示場へ向かう。車内は満員で冷房がほとんど効いていない。乗客はみな余りの暑さに参った様子。展示会はなんとなくさびれた感じである。ソフトウェア開発環境そのものは訴求力をなくしつつあるのだろうか。

M2(仮名)というシステムの販売員に、是非デモを見ていってくれと言われPCの前に座る。ツールの説明を受けるが VisualBasic との明確な区別がわからない。そこで「このツールの最大のセールスポイントは何ですか」と聞くが、説明員は要領の得ない答えを繰り返すばかり。知識不足なのか、もともとの製品のコンセプトが曖昧なのか。

夕方四谷のS社へ。今日はS社のAA氏、NY君、IAさんといった面子で飲み会でもやりましょうということになっている。途中S社の NH 君にばったり出会い、そのまま会議室に連れ込まれミニコンサルテーションを行うことになった。

18:30更に IC さんも登場。私をいれて5人で四谷三丁目交差点近くの「上海飯店」という中華料理屋へ。このお店は当たりである。結構飲み食いして満足した上で一人あたり3000円。近くにあったら通いたいところである。

二次会は日本酒の店「与太呂」。あいかわらずおいしい。ところで今日の宴会にそろった5人には、皆米国コロラド州のボールダーという町に住んでいたことがあるという共通点がある(察しの良い方は、この町が「ジョンベネちゃん殺人事件の起こったところ」であり「マラソンの有森さんの住んでいるところ」であることに気がついていることだろう)。昔話にもついつい華が咲くというものである。

私とAA氏だけが3次会へ。新宿の「遊」。ここでは HART BROTHERS の GLEN LIVET 22yrs を飲む。AA氏とはソフトウェアをとりまく状況を話し合う。