酔眼漂流読書日記

本と音楽と酒場と言葉

know a thing or two about 〜

直訳すると「ひとつふたつ(少し)知っているだけ」という控えめ目な意味ですが、実はこれは「謙遜」を表すイディオムです。どちらかと言えば口語的表現なのですが、あまり堅苦しくないニュース記事などにも使われるようです。

 

例文 ニュアンス 訳例
He knows a thing or two about Italian wines. イタリアワインにかなり詳しいが、控えめに表現 彼はイタリアワインのちょっとした通(つう)だ。
I know a thing or two about fixing bicycles—let me help. “ちょっと(実は結構)わかるよ” と申し出る 自転車修理には少し心得があるから、手伝うよ。
She knows a thing or two about negotiation after 20 years in sales. 豊富な経験を軽く示唆 彼女、20年営業をやってきたから交渉術には一家言あるんだ。

 

かつて Linux の生みの親リーナス・トーバルス氏が日本語で

「ワタシハ リナックス チョットデキル」

と発言したのは有名ですが元は

I know a thing or two about Linux.

って、日本語でどう言うの?と誰かに聞いたのかもしれませんね(笑)

冒頭にも書きましたが、口語よりの表現なのでビジネス文書などには使わない方が良いでしょう。