酔眼漂流読書日記

本と音楽と酒場と言葉

BLUE GIANT

あの山岳救助の名作「岳(1) (ビッグコミックス)」を描いた石塚真一さんの劇画です。ジャズに目覚めテナーサックスプレイヤーを目指す男の子の話。
現在5巻まで出ています。これだけ読んでも面白いのですが、先にご紹介した「9番目の音を探して 47歳からのニューヨークジャズ留学」と併せて読むと、味わい深さが増しますね。
特に主人公の男の子にテナーサックスを手ほどきする、一流を目指し手の届かなかった中年プレイヤーのエピソードなどが、改めて読むとその心情への共感が深まるような気がします。