酔眼漂流読書日記

本と音楽と酒場と言葉

UDON

六本目は「UDON」。讃岐うどんブームの立役者、麺通団のエピソードをもとにした映画ですが、主人公達が讃岐うどん普及活動を進める前半と、急逝した主人公の父親の製麺所の立て直しという後半が接ぎ木のように並列に詰め込まれていて130分を超える作品になってしまい、テーマも散漫な感じになってしまいました。前半だけをしっかり描くだけでもよかったのではないでしょうか。

http://www.udon.vc/movie/

画面にでてくる「うどん」は美味しそうでした。この手の映画は予告編が一番面白い(笑)。

主要登場人物のなかでは、鈴木京香さんだけが「映画的」でした、他の人たちは「テレビ的」。まあ感覚的なものにすぎませんし、どちらが良い悪いではありませんが。