酔眼漂流読書日記

本と音楽と酒場と言葉

蛇足:

奨励会を26歳迄に四段で抜けなければ、プロとしての道は閉ざされる。この厳しい制約はまた一方で、様々な人間ドラマを生み出して来ました。それにまつわる物語の中でも私が好きなのが「将棋の子 (講談社文庫)」です。

将棋の子 (講談社文庫)

将棋の子 (講談社文庫)

この本の著者の大崎善生氏にはきっと瀬川氏のエピソードに対して感慨深いものがあるに違いありません。多分どこかで何らかの発言はなさっていると思いますが、それを読んでみたいと思います。