酔眼漂流読書日記

本と音楽と酒場と言葉

日本の“珍々”踏切

日本の“珍々”踏切

日本の“珍々”踏切

さて「鉄」な方々の中にも様々に細分化されたジャンルがあって、線路や、駅舎などに愛情を注ぐ方たちがいらっしゃるのは知っていましたが、「踏切」に限りない愛情を注ぐ方たちがいることも、この本で確認できました。著者は自称「フミキリスト」の11人の人達です。
境内にある踏切、新幹線の踏切、地下鉄の踏切、幅の広い踏切、長い踏切、個人専用の踏切、開かずの踏切、「閉まらず」の踏切、飛行機の踏切、屋根のある踏切、墓地専用踏切…どれもが、味のある写真と短い説明文で紹介されています。
ところどころに挟まる踏切コラムも面白い内容ですね。肩の凝らない読み物です。