酔眼漂流読書日記

本と音楽と酒場と言葉

日本美術応援団 オトナの社会科見学

日本美術応援団 オトナの社会科見学

日本美術応援団 オトナの社会科見学

日本美術応援団」が面白かったので、この本も読んでみました。この本では著者のお二人は、様々な場所に出かけて行って、その場所を「美術的」に鑑賞してしまいます。歴史的な縛りや学問的な意味付けからは離れて、あえて現在の文脈の中で「美」そのものを味わおうとする姿勢は健在です。
紹介されている場所のうち、特に聖徳記念絵画館には興味を惹かれました。また東京国立博物館の常設展も改めてじっくりと見直してみたいという気にさせる罪な本です。