酔眼漂流読書日記

本と音楽と酒場と言葉

風街クロニクル

松本隆の歌詞に、細野晴臣/大瀧詠一/鈴木茂が曲をつけた流行り歌を編集したCDです。つまりはその後の「はっぴいえんど」の足跡。
私のように 1950 年代後半から1960 年前半生まれの人にとって懐かしい歌のオンパレードです。本CDでは何曲かがオリジナルではなく、カヴァーバージョンになっています。例えば「君に、胸キュン」を槇原敬之がカヴァーしていて、それに批判的な人も多いようですが、私は純粋に面白いと思いました。最近は徐々に増えていますが、昔の名曲をもっと色々な人がカヴァーしてくれるといいのにと思います(海外ではよく行われていますけどね)。
CDジャケットがパステルカラーというよりもやや枯れた色使いになっていることも、落ち着いた雰囲気を醸しだしています。