知り合いに頼まれていた、二つの論文(別々のところから頼まれていた)の査読結果を送付。論文は二つあり片方は電子メールで論文も査読結果も交換できたが、もうひとつは郵便で来た紙の論文を読み、査読シートに手書きで結果を書き込み、当然ながら郵送しなければならない。この後者のものについて、もう一言。
後者は前述の通り、記入用紙に基本的に手書きすることが想定されていると思われるが、「不採用の際の理由」に関してだけは、記入用紙の所定の場所に「ワープロ」で書き込めと書いてある。今日び大多数のワープロメーカが撤退をしようとするなか、勇気ある提言である。
情報系の学会にもかかわらず、あいかわらず紙のやり取りを行っているところが、まるで紺屋の白袴を地で行っているようで面白い。しかし本当は面白がっている場合ではないような気もする。