酔眼漂流読書日記

本と音楽と酒場と言葉

朝食を摂るべく、Battery と Clay の交差点のそばにある飲茶屋「羊城茶室(Yank Sing Deem Sum) 」へ徒歩で向かう。途中新聞を購入。コンピュータショップのあたりをつけるためである。

飲茶屋は日曜日は10時からということだったが、少し早かったので近くの Happy Donuts で、ねじりパンとコーヒーを飲みながら開店を待つ。開店と同時に飲茶の店へ。あっという間に席が埋まり行列ができてしまう。この飲茶屋は1988年から知っているが、最近ますます人気が高まっているようである。相変わらず美味しいが、昔に比べて味が少し落ちたような気がしないでもない。

購入した San Francisco Chronicle 誌の広告で CompuTown という店を発見。どうやら Market 沿いにあるようだ。食事を終え、ふらふらと現地へ向かう。飲茶の店からは徒歩20分弱というところか。店に到着すると 2G の JAZ ドライブが山積みになって売られている。ドライブの価格は $650 程。思わず衝動買いしそうになるが、日本ではしばらくメディアが手に入るまいと思い直し、かろうじて堪える。

この店から南の方向に歩いていったところに、サンフランシスコモダンアート美術館(SFMOMA)がある。折角来たので見学する。20周年記念 Macintosh や、eMate300 も展示品として並んでいるのが面白いが

時差ボケの抜けない頭にはモダンアートは辛い

芸術に脳細胞を占拠されて、今にも眠ってしまいそうである。

午後になり Hyatt Regency で Forte User Forum 98 のレジストレーションを済ませ、ウェルカムパーティに参加。レジストレーション時に、事前登録していた筈の筆者の名前がないと言われる。それはおかしい、確かに Web を使って登録した筈だと言うと、先日システムがこけて情報が失われた可能性があるということ。こう言うのを紺屋の白袴というのだろうか。

ともあれ、アーリーレジストレーションの金額で良いと言うので結果的に $200 も得をした。外は雨。

パーティの後S社のO氏、P社のZ氏達は闇の中へ消えて行った(結局ホテルのラウンジバーへ行ったらしいが)。