酔眼漂流読書日記

本と音楽と酒場と言葉

part 2 : サンフランシスコ

サンフランシスコ着。腐ってもゴールデンウィークということなのか、結構混雑している。荷物を受け取って入国審査を通過するのに一時間以上かかる。それでもまだ午前11時過ぎなのでホテルにチェックインするには早すぎる。レンタカーは予約してあるのでスタンフォードの方へ出かけてみることにする。 El Camino Real を南に走ってパロアルトへ。途中ドラッグストアに寄り、サングラスと腕時計を買う。実は一年以上前に新宿の路上で 1000 円で買った腕時計のバンドが切れてしまったのだが、新しいバンドを付けるのはあまりにも勿体無い。よってこのドラッグストアでたまたま見つけた$6の腕時計に手を出したのである。

Stanford Shopping Center を過ぎて University St. と交差する。ここを西に曲がれば Stanford 大学だし、東に曲がればダウンタウンである。今日は大学見学はせずに、食事と本屋めぐりでもしようと東へ曲がる。

Cal Train という鉄道の Palo Alto 駅のそばに、比較的気に入っている Baby Back Rib の店がある。名前は McArther Park。残念ながら今日は貸切のパーティだという。道理で店の前に PA 設備が積んである筈だ。ダンスパーティの準備であろう。

仕方がないので、Palo Alto の街中にある中華料理屋に行く。知らない店だ。名前は「金金(Jin Jin)」。ランチセットを頼もうとしたが、本日は土曜日なので駄目。仕方なく適当に注文してみたが、残念ながらそれほど筆者の口には合わなかった。炒飯だけならまだなんとかなったかもしれない。

食事の後 Stacey's という本屋に行き、何冊か本を購入。たちまちカバンが重くなる。会議でも予稿集を貰うはずなので、日本に送る算段を考えないと。

サンフランシスコへは101号線で乗りこむ。運転途中時差ぼけであまりに眠たくなったのでサンフランシスコジャイアンツのホームグラウンドであるところの 3COM Park の近くで車を止め10分程仮眠。これで少し復活して更に北上した。土曜日なので渋滞はしていない。目的地のホテルはサンフランシスコの東側、 Market St. の海に近いどん詰まり、Stuart St. 沿いにある Harbor Court Hotel である。レンタカー屋のくれた、いいかげんな地図を見ながら走っていたら、うっかり Bay Bridge に乗ってしまう。おかげで対岸の Oakland までドライブすることになってしまった。

なんとか逆に戻ることに成功し、Bay Bridge で西行きの場合だけ必要な通行料$2を払い、再びサンフランシスコ市内へ。やっとホテルへたどりつく。ホテルでまた一悶着。予約が見当たらないと言う。私は Internet の予約システム (http://www.hotelres.com/) を使って予約したのだが、どうも肝心のホテルのコンピュータに登録されていない様子。メールで送られてきた予約表を手に交渉すること20分程。やっと部屋を確保できた。

疲れもあり、結局チェックイン後ベッドの上に倒れ伏してしまう。時差ぼけを防ぐためには真夜中まで寝てはいけないと良く言われるのだが ...。おやすみなさい。