酔眼漂流読書日記

本と音楽と酒場と言葉

東京は銀座へ出向きO氏と打ち合わせ。ネットワークを活用した情報管理システムに関する意見交換を行う。そこで私が話したのは Ubiquitous Ego (遍在する自己)という概念である。一言で説明すると「ネットワークにおける市民権と、関連する情報の管理体系」なのだが、結局これだけでは良くわからないと思う。一言でいうのは難しい。要するにまだ練りが足りないということか。

山本夏彦翁に「ひとことで言えないことはない」と叱られそうである。

O氏からは彼らの仕事を手伝ってくれないかと相談を受ける。内容としては面白そうだが、問題は時間である。とりあえず時々O氏のオフィスに顔を出して雰囲気を知ってから考えましょうという話になんとなく落ち着く。

夜新宿に席を移し「竹がみ」にて蕎麦のコースメニュー。確かにうまいがコストパフォーマンスが気になる。これというのもやはり福岡の「磯貝」を知ってしまったせいだろう。不幸なことである。