酔眼漂流読書日記

本と音楽と酒場と言葉

一日博多のホテル (Hyatt Residential Suite Fukuoka) にこもってドキュメントを書く。午後3時頃息抜きに西新へ散歩に行く。先日購入した FM 多重チューナーのアンテナを買いにベスト電器をのぞいてみる。無事にアダプタとフィーダーアンテナを手に入れる。合計で1,100円。ここでやめておけばいいものを、つい Sony の Discman も購入。ポータブル CD プレーヤーを買うのは何年ぶりだろう。前回買ったのは Sony の DC-100 とかいう機種だったので相当昔だったことは確かだ。現代の CD プレーヤーはアルカリ乾電池で40時間も連続駆動できたり、光出力は当たり前だったり、10秒以上の音飛びに耐えたりする。浦島太郎になったような気持ちである。

ともあれ、店頭展示品の D-375 を 14,800 円也で購入した。こんなに安いと作ってくれた技術者の方々に少々申し訳ないような気もする。当然ソフトが必要ということで Enya のベスト CD を購入。

夜は日本一と言っても決して過言ではない居酒屋「磯貝」(地下鉄「藤崎」駅下車)へ晩御飯を食べに行く。九州大学のS講師と、元同僚のS氏が先客としていたので、宴会の輪に合流。

S講師は論文審査があるということで早めの退席。磯貝のマスター末次氏とオリンピックの話で盛り上がる。

ところで S 氏と話しているうちに重要な事実が判明。私が子供の頃は持ち物検査なんか普通にやられていたのに、いつの間に人権がらみの文脈で議論されるようになったのかとS氏に質問すると、S氏が通った都下の学校では一切持ち物検査はなかったとの由。私より5歳ほど年長のS氏が全く持ち物検査の洗礼を受けていなかったことは大変興味深い。これは単に田舎の習慣だったのだろうか。ともあれ私も所持品検査には賛成できない。