酔眼漂流読書日記

本と音楽と酒場と言葉

古典落語100席―滑稽・人情・艶笑・怪談……

立川志の輔師匠のまとめたこの本は、単に古典落語のプロットを淡々と紹介するものではなく、そのエッセンスを凝縮して落語の面白さを再認識させてくれるものになっています。
次々と繰り出される落語的外し技を読んでいると、凝り固まった思考のもつれが解けていくような気がしますね。また読み進めるうちに実際に寄席に行って実際の落語を聞きたくなってきます。
ところで、最近流行のポッドキャストの一つにニフティが提供している落語チャネル「http://www.podcastjuice.jp/rakugo/」があります。今のところ毎週新しい落語が配信されていて、私も iPod に転送して楽しんでいます。