酔眼漂流読書日記

本と音楽と酒場と言葉

本日のBGM

Beautiful Love
若いピアノプレイヤー松永貴志の一枚目 "Takashi" に入っているスタンダードナンバー。Bill Evans のものももちろん良いのですが、最近はこちらの方を良く聞きます
Mary was an only child
Art Garfunkel のアルバム "Angel Clare" より。このアルバムの邦題は "天使の歌声"というのですが、別に Clare が "歌声"という意味ではありません。これはトマスハーディの小説"テス"の登場人物の名前です。"テス"には気の毒な人、悪者、愚か者が登場するのですが、Angel Clare はこのうち「愚か者」につけられている名前です。なぜこの名前がアルバムタイトルに選ばれたのかはよくわかりません。