酔眼漂流読書日記

本と音楽と酒場と言葉

山菜蕎麦

出張先にて。昼食に、たまには違うものを食べるかと蕎麦屋へ入る。これが間違いの元(笑)。

なんとなく温かい汁蕎麦を食べたくなったので山菜蕎麦を注文した。ところが出てきた蕎麦は見かけからしてダルな風情。おそるおそる口をつけると…。だらけた感じの麺に、薄い出汁、味付けも薄味と言うよりぼやけ気味。なによりあきれたのが具の内容で、山菜蕎麦なのに


ワカメ、サツマイモ、ゴボウ、ピーマン、ネギ、ナメコ、シメジ
だったこと。まあナメコ、シメジは山菜と言い張れるかもしれないが、どうみても普通にスーパーで売っているような風情の代物だった。

なにより悲しいのは、この蕎麦の値段が1680円ということで(笑)、踏んだり蹴ったりというところであった。なお一応公平を期しておくならば、流石に高い値段をつけるからということなのか、小さなグラスにはいったワイン(のようなもの)、なにやら豆をすり潰したドリンク、あまり感心しない吸い物、そしてリンゴ1/4が添えられていたことも記しておく。ちなみにこの店の一番安い蕎麦は1480円の「もり」である。

一番おいしかったのがリンゴでした(合掌)