酔眼漂流読書日記

本と音楽と酒場と言葉

1999/02/13 Sat.

亞月工房にて。先週造形済みの抹茶茶碗に削りを入れた。運が良ければ(数が揃えば)来週素焼き状態のものに釉をかけることができるだろう。しかし焼き物というものも気の長い作業である。一つの作品を作るのに最低1ヶ月は必要な感じだ。

マルチメディアショップ「パルテア」へ。例によって雑談をしているところに中年女性客がお店にやってきた。古い(11年以上前)エプソンワープロ専用機のフロッピーを持ってきて、Windows でデータを読みたいのですがと言う。どうやら特殊なフォーマットらしく普通の PC ではフロッピーを認識することすらできない。女性の所有しているワープロには文書を DOS フォーマットでセーブする機能はなく、通信機能もないらしい。なにしろ古い機種なのだ。とりあえずエプソンさんに連絡してみてはという話になる。

もしそれが駄目なら、変換を行う業者に頼むという手があるが、ざっと検索してみたところ、シャープ、富士通NEC東芝といったところの変換サービスはあるものの、エプソンを正面から取り上げているところは見当たらない。同じような悩みを抱えている人はきっと多いのだろうが、商売として変換を引き受ける程には成り立たないのだろう。

いよいよとなれば、プリントアウトした文字をスキャナで取り込んでOCRという手段に訴えざるを得ないだろう。手間はかかるが最後の手段である。