酔眼漂流読書日記

本と音楽と酒場と言葉

教えてもらった Fry's (アメリカのディスカウント電器店)を見学したあと、知人N氏のいる Apple 本社へ。場所はサンフランシスコから車で30分ほど南に向かったところにあるクパチーノ。メインビルディングの前に、Mac のアイコンを模したオブジェが並んでいるのが楽しい。Company Store でボールペンを購入。後から思えば、ここで Newton Keyboard も買っておくべきだった(理由は後述)。

N氏を受付で呼んでもらい、ロビーのソファで待っているときに、デジタルビデオカメラを膝の上に置いていたところ、近くに座っていた女性に「それをここで曝して (expose) はいけない」と言われた。まあメーカーだから当然といえば当然かもしれないが、前面ガラス張りのそのロビーを一歩扉から出て外から撮影するのは構わないらしい。

N氏登場。会社の中を一回り案内して貰う。なかなか気持ちのいいオフィスである。カフェテリアの中にテレビモニタが置いてあったので「あれは?」と聞くと、明日 Steve Jobs が何か発表することになっているということ(結局翌日に発表されたのは iMacOS X だったわけですね)。

Apple 本社構内にあるコンピュータ書籍専門店 Computer Literacy でしこたま本を買い込んだ後、Apple 社の目の前の JavaSoft 社を横目で見ながら Thai Restaurant へ行き夕食。そのあと Starbuck coffee でコーヒーを飲む。日本にも最近店舗が増えているようである(なにしろ町田にもある)。

サンフランシスコ市街に 6th Street から入る。フリーウェイが一度上昇し、続いて下降する場所を通過したとき、まるで映画のような光景だと思った。都会の摩天楼がゆっくりとフレームインしてくる。上り坂のため、視界はまるで空へ飛び出していくかのようだ。