酔眼漂流読書日記

本と音楽と酒場と言葉

ニホン語、話せますか?

マーク・ピーターセン著、新潮社刊
「日本人の英語」(岩波新書)で有名なピーターセン氏の英語と日本語の関係を巡るエッセイ。身近な材料を使っての語り口はいつでもユーモアたっぷりに私たちの思い込みを指摘してくれます。
明治大学教授でもある、氏の聴講生でもやってみようかなと思うことがありますが、そのときはなぜ氏が宝塚歌劇を「思想的仇敵(本書 p92)」と考えているのかを是非尋ねてみたいものです(笑)。