酔眼漂流読書日記

本と音楽と酒場と言葉

導きの星〈1〉目覚めの大地

導きの星〈1〉目覚めの大地 (ハルキ文庫―ヌーヴェルSFシリーズ)

導きの星〈1〉目覚めの大地 (ハルキ文庫―ヌーヴェルSFシリーズ)

第六大陸〈1〉 (ハヤカワ文庫JA)」シリーズが結構面白かったので、こちらのシリーズも読んでみることにしました。
宇宙に進出するようになった人類は、「外文明支援省」という組織を通して、他の惑星に存在する知的生命を保護、育成しています。若き外文明観察官「辻本司」は惑星オセアノに派遣され、そこに生息するリス型(?といっても人間よりやや小さい程度)異性人の観察を始めるのですが…。
丁度人類の文明発達史のパロディを読むようなものですが、この第一巻では森の木を降りたスワリス(オセアノ星の知的生命)が文明の第一歩を踏み出していく様子が描かれています。
全4巻です。