- 作者: 大橋禅太郎,倉園佳三
- 出版社/メーカー: 扶桑社
- 発売日: 2004/01/23
- メディア: 単行本
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そこで述べられているコーチングの目的のエッセンスとは結局:
- ゴールをはっきりさせること
- ゴールを実現するために必要なサブゴールを「自分の扱える大きさまで」分割すること
- 個別のサブゴールを「いつまでに」完了するかのコミットメントを出すこと
- 継続的にゴールの達成度をチェックし必要なら再設定すること
に集約されます。
もちろん言うは易く行うは難し。
頭でわかってもカラダはなかなか動きません。コーチングとは上記のようなプロセスが頭で考えなくても自然に出てくるように反復練習させるものということができます。
この「すごいやり方」はゴールに向かうための非常に基本的な「練習方法」について述べている本でもありますし、「試合」で結果が出し難くなったときに、基礎を思い出すためのレファレンスとしても使うことができるものでしょう。
いずれにしろ、この本も「すごい会議」以上にコンパクトで、ああっと言う間に読めてしまうところが一番よい点です(笑)。新人教育などのワークショップ教材にするのもよいかもしれません。