酔眼漂流読書日記

本と音楽と酒場と言葉

誰か「戦前」を知らないか―夏彦迷惑問答

誰か「戦前」を知らないか―夏彦迷惑問答 (文春新書)

誰か「戦前」を知らないか―夏彦迷惑問答 (文春新書)

昨日に引き続き事務所の整理中に発掘した山本氏の随筆。昨日の「百年分を一時間で (文春新書)」の前に書かれたものですが、読む順序はあまり気にしなくても良いでしょう。どこから読み始めて、どこで終わってもよい。一編一編が短いので(10分以下で読めるでしょう)ちょっとした細切れの時間で読むことができます。読めば読むほど味が出ますね。中学高校の現代国語や現代史の時間に副教材として取り上げてみるのも面白いのではないかと(素人考えで)思いますが、教育現場はなんだか忙しいんでしょうねぇ。
しかしこんなものを一々発掘して読んでいては、肝心の事務所整理が進みません (^-^;。