- 作者: 早坂隆
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2005/01
- メディア: 新書
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ジョークの部分だけを読んでも楽しめますが、なぜそのジョークが面白いのかわからない場合は、先行する背景知識を読んでみるとそれなりにわかるという仕掛けになっています。でもまあそうした意味では、ジョーク本としても解説本としても中途半端な感じもあるのですが、新書版というサイズの試みのなかではうまいバランスだとは思います。
最近その「唯我独尊的態度」から、色々世界から文句を言われることの多い米国ですがこうしたジョークが出回ることができるうちはまだ大丈夫なのでしょう(笑)。良くも悪くも米国が世界の趨勢に影響を与え続けることは間違いありません。日本人も*1米国に対して気の置けない「友人」として軽口をたたけるような関係を構築していきたいものです。
*1:という一般化は好きではありませんが