酔眼漂流読書日記

本と音楽と酒場と言葉

笑う雑学

唐沢俊一(著)ISBN:4331653617
漫画家の「唐沢なをき」とは兄弟である唐沢俊一氏のトリビア本です。もともと例のテレビ番組の企画にも深く関わっていたそうなのですが、番組の人気が出て動くお金が大きくなるとともに唐沢氏は段々カヤの外に追いやられたといった噂を週刊誌で読んだ気がします。今はスーパーバイザーという肩書きだったんでしたっけ?
まあそうした話はともあれ、唐沢氏が昔から雑学の世界に造形が深いということは、知っている人はみな知っていることと思います。この本もディープなトリビアが満載ですが、最近類書が多すぎてやや埋もれがちな感もあります。
とはいえ切り口のマニアックさはやはり唐沢氏ならではのものでしょう。万人にはお勧めしにくいのですが、雑学好きにはたまらない一冊と言えるでしょう。