酔眼漂流読書日記

本と音楽と酒場と言葉

鬼平犯科帳〈4〉 文春文庫

池波 正太郎 (ASIN:4167142562)
この巻では大掛かりな捕り物というよりも、過去の人間関係が析出して事件につながる様子が主に描かれています。女性の密偵「おまさ」も登場してきます。多分テレビドラマなどよりも、かなり過酷な扱いで描かれているのではないかと思いますが…。だんだん人間関係が複雑化してきたので、少々メモでもとりながら読む必要が生じてきたかもしれません。
まあ、といいつつも、先も長いことではありますし(あと20巻。笑)、いったんここで鬼平はお休みして、他の本に手を出そうかなと思っています。