酔眼漂流読書日記

本と音楽と酒場と言葉

1999/07/10 Sat.

昼食を町田で摂る。どこか良い店は無いかと探しているうちに、なんとなく怪し気な洋食屋(?)を見付け、入ることにする。ビーフシチュー、タンの塩焼き、などに交ざってモツ煮込みがあったので思わず注文。これが間違いの始まりだった。まあそもそもそんな怪しげな店に入った時点で負けているとも言えるのだが。

ともあれそのモツ煮込みは、全く臭いを抜く努力をしていないかのように、非常に癖の強いままであった。とにかく生臭い。モツ煮込み定食にはデザートしてフルーツがついて来たのだが、いったいいつ切ったのかと思わせるような干からびたオレンジが一切れというものだった。一緒に出された味噌汁は気の抜けた味。なぜかダシで薄めて水っぽいとろろ。唯一ましだったのがご飯だったのだが、なぜが電気釜が床に直接置いてあり、そこで炊いている様子。これはモツ煮込みに限らず全てのメニューが酷いに違いない。

要するに踏んだり蹴ったりだった。それだけ恐ろしい食事だったのでとても全部を食べることができず食べ残したのだが、そこにトドメの一言「食欲がなかったんですか?」「ええ蒸し暑いですからね(大嘘)」。

この日記を以前から読んでいた方にはお馴染みのフレーズをここで一発。まさにこれこそ

食べる不幸

の名に恥じない店である。