酔眼漂流読書日記

本と音楽と酒場と言葉

Thu.

名古屋から「のぞみ」で博多へ。所用時間3時間半はまあまあといったところか。また台風が九州には近付いているようだ。博多駅で強い雨に備えて結局傘を買う。最近緑系、青系の傘ばかり買っていたので、今回は赤系の傘を買うことにした。駅からタクシーでホテルへ。

夕方から財団法人九州システム情報技術センターにて、オブジェクト指向技術に関する講演を行う。プレゼンテーションは最近すっかり PowerPoint97 のお世話になってしまっている。前にも書いたが Microsoft の製品を使っていると図を描く気がだんだん失せてくる。Macintosh のころはあれほど書いていたのに。いきおい字が多いスライドになってしまう。やはりこれは問題だ、何らかの手を打たねば。しかし欧米人のスライドや本に殆ど図がないのも(昔はタイプライターを使っていたからだろうが) Microsoft の製品を使っているせいだろうか。

最近パケットを使った DoPA の宣伝をよく見かける。PHSが使えない場所も多いので、これも検討しようかと思う。

懇親会の後例によって「磯貝」へ。A先生、I氏、S氏、O君他。途中から日本のインターネット界の重鎮Y氏登場。A先生は明朝8時半から講義があり、Y氏も11時迄には招待セミナーのために会場入りしなければならないそうな。今日はおとなしく引き上げようという固い約束もどこへやら、気が付くと0時には中州のワインバー 「Cookin'」 という店にいた。ここで待っていたS先生とワインを飲む。東京にもないようななかなか洒落た店である。7人で6本 (?) のワインを空け、全部で6万円程の勘定。鴨の料理がとてもおいしかった。A先生は最初から最後まで熟睡。2時頃ホテルへ帰る。