酔眼漂流読書日記

本と音楽と酒場と言葉

ICSE98(@京都)

京都国際会議場で開催中の ICSE98 (International Conference of Software Engineering/国際ソフトウェア工学会議) 会場へ。当初会議出席は目的ではなく、たまたま現在の研究のパートナー達が集まりやすいので、ミーティングをやってしまおうという魂胆である。Dr. Bertrand Meyer ともお話することができた。

目的のミーティングの後、会場では懐かしい海外の知人達に会うこともできた。結構打ち合わせのためには効率の良い集まりだった。それでも一日しか会議場にいられなかったのは、ちょっと慌しい。ツール展示も見るひまが殆どなかったのが残念だった。

夕食は五条の笑犬食堂にて。店の前で犬が飼われている。エスニック系というか無国籍系居酒屋といった風情。同行したのはS社のH氏、S氏、H社のI氏。それなりに飲み食いして一人三千円強。「じゃこ入り野沢菜チャーハン」がおいしかった。二次会は祇園の Bar Shift(特製カクテル、Old Saint Nick、Bowmore)。何故か興が乗り皆で午前2時過ぎまで激論。喋りすぎて腹が減ったというわけではないが、帰りがけに「一銭洋食」の50メートル程北にある「高貴大飯店」に入る。

初めての店だ。全く期待していなかったが、実は本格的な中国料理を食べることができる店だった。水餃子がとてもおいしい。店内に置いてあるフィギュアもなかなか面白い。ウェイターの兄ちゃんは上海出身ということで、「私達の知り合いにも上海出身が何人かいる」という話で盛り上がる。この兄ちゃんは現在日本語を勉強していて、日本語がうまくなったら日本の大学に行きたいと言う。中国では大学は出ていないそうだ。ちょっと珍しい。上海ではなんと Microsoft に勤務していたそうで、名刺も見せてもらった。

もともとエンジニアの所為か、このヤクルトの古田選手に似ているウエイター君は、筆者の持っているデジカメ付きザウルスに異常な興味を示す。