酔眼漂流読書日記

本と音楽と酒場と言葉

現在四日市。ハードディスクを換えてから(1Gから4Gに換装)どうも AL-N1 が勝手に気絶するようになったと思っていたのだが、今日思い立ってディスクを整理し1G程空けたら急に落ちなくなった。なんだか変な気がする。とはいえディスクは決して空き容量200M以下にはしなかったのだが。200Mといえば4Gのディスクの約5%。何か消費税の呪いでもかかったのだろうか。

筆者は FirstAid というシステム監視ユーティリティを導入しているのだが、これが最近頻々と S.M.A.R.T. からのエラーをレポートして来て不気味に思っていたのだが、このレポートもぴたりと出なくなった。うーむ容量が残り少なくなると、何か起こるのだろうか。

ちなみに S.M.A.R.T. とは FirstAid のヘルプによると次のようなものらしい。

S.M.A.R.T.

Self-Monitoring, Analysis and Reporting Technology System の頭文字をとったもので、特定のハード ドライブに内蔵されているエラー検出技術。
S.M.A.R.T. は、一連の診断を使用して、ハード ドライブの内部操作を監視します。潜在する問題が見つかると、First Aid の早期警告機能によりユーザに警告が出されるため、
クラッシュが起こりデータが失われる前に、ハード ドライブを修復または交換することができます。

ところで、 FirstAid というユーティリティはフリーズやクラッシュしたアプリケーションを、とりあえず助けて、ユーザーにデータをセーブするチャンスを与えてくれるという話で買ったのだが、今までフリーズから回復できた例がない。システム全体がフリーズしてしまって、FirstAid のメニューを呼び出すこともできなくなる。本当にうまく動くのだろうか。動いたという経験のある人の話を聞いてみたい。

ところでFirstAid 日本語版には、ちょっとひどい誤訳がある。機能の中に「Windowsを消去する」というものがあるのだが、これは内容的にはどう見ても Windows の中の不要ファイルを掃除する機能である。きっと(想像だが) Cleanup Windows を何も考えずに訳したのであろう。だれも日本語版をチェックしていないのだなということがこれからわかる。

今衛星放送でやっているニュース「中学三年生が警官から拳銃を奪おうと、ナイフで切りかかった事件」。日本でもいよいよ学校の入り口でボディチェックをする時代になるのか。

浅田次郎の「きんぴか」をKIOSKで買って新幹線の中で読んだ。これは文庫だからよかったものの、他にも数冊専門書を持っていると、荷物が重い。せっかくノートブックが軽くなっても、資料が重くては意味がない。じつはこの問題を解決するべく、すべての蔵書をスキャナで電子化しようかと考えているのであるが、肝心の手間暇がかかってかなわない。出版社は紙と電子出版のオプション選択の自由を読者に与えるべきである。こうすれば実質的な絶版もなくなるだろう。あるいは少々余分な金を払ってもいいから、買った本を「読みやすく」電子化してくれるところはないだろうか。