酔眼漂流読書日記

本と音楽と酒場と言葉

社会

私たちの社会を息苦しくして、その結果ますます状況を悪くするアルゴリズム

秋葉原の事件を受けて書かれた内田氏のエントリーより抜粋 ひとつの出来事の解釈可能性のうちから、自分にとってもっとも不愉快な解釈を組織的に採用すること。 これは事実レベルの問題ではなく、物語レベルの問題である。 そして、この「ひとつの出来事の解…

モラルハザードの構造

確かにわかりやすい原理です 道徳律というのはわかりやすいものである。 それは世の中が「自分のような人間」ばかりであっても、愉快に暮らしていけるような人間になるということに尽くされる。 それが自分に祝福を贈るということである。 世の中が「自分の…

さらに増える休日。秋のゴルデンウイーク

新生「みどりの日」を記念して、休日について考察してみましょう。今年から4月29日の「みどりの日」が「昭和の日」にかわり、変わって本日5月4日が「みどりの日」になったことはご存知のとおり。 こうしたいわゆる「旗日」(死語?)については、「国民…

捨て子少女の死

最近中国であった話、とのこと。 もちろんこうした記事では、ことさらに「可哀想」なエピソードを紹介しがちではありますが、それらを差し引いても粛然とした気持ちにならざるを得ませんでした(涙腺の弱い人はクリック注意)。 捨て子の少女の死と、脱・格…

滝川市教委が「いじめ」認める・女児自殺で陳謝

引用:日本経済新聞 北海道滝川市の小学校教室で昨年9月に自殺した6年生の女児=当時(12)=が自殺した原因について、滝川市教育委員会は5日、「遺書の内容を踏まえ、いじめと判断する」と初めて認め、陳謝した。 田村弘市長らは同日夜、女児宅を訪問し、遺…