酔眼漂流読書日記

本と音楽と酒場と言葉

2004-01-01から1年間の記事一覧

SONY PSP 発売

新幹線に乗る前(午前 11 時ごろ)に、博多駅前のヨドバシカメラに立ち寄りました(ホテルも博多駅前だったのです)。そう、今日は SONY の PSP の発売日です。さぞかし大行列なのかと思っていたら、特に目立った列もなく、売り場は落ち着いた感じで、商品も…

他の日記を、間違った日に書き込んだことに気が付きましたが、まあ気にしないことにしました(笑)。

NTTを殺したのは誰だ! (光文社ペーパーバックス)

藤井 耕一郎 (著) 日本の「通信規制緩和」はドミナントプレイヤーの NTT を瀕死の淵に追い込もうとしています。急激な収益構造の変化があまりにも巨大な企業を支えきれなくなりつつあるのです。しかしこの変化は誰がもたらしたものなのでしょうか。この本の…

マドンナ

奥田 英朗 (著) 「空中ブランコ」で直木賞を取った、奥田氏の作品。出版は少し前で 2002 年です。この作者は私とほぼ同じ年齢なのですが、そろそろミドルエイジクライシスに向き合うお年頃。この作品に描かれるのはほぼ同年代(40代半ば)の5人の「課長さ…

朗読劇「電車男」

というものが開催されるそうですが…劇として成り立つのでしょうか(笑)。

博多日記

久しぶりに博多にやってきました。今回の夜のテーマ(?)は新しいバーの開拓です(笑)ということで、以下飲み食いした場所のメモ。炉端焼 磯貝これは、博多ではいつも行くお店。ふぐの刺身から始まって、新鮮な刺身の盛り合わせ、アラのスープ仕立て、のど…

いやでもわかる日本の経営 (日経ビジネス人文庫)

日本経済新聞(編集) 現在日本企業が何に悩んでいるのか、重要なトピックを短編小説仕立てでとりあげた興味深い本です。忙しい人でもすぐに読み終われる程度の量ですが、ツボは抑えた仕上がりではないでしょうか。危機管理対応、新商品開発、法務(知財)紛争…

本よみの虫干し―日本の近代文学再読 (岩波新書)

関川 夏央 (著) どうやら世間では間違えられ易いようなのですが、「本の虫干し」ではなく「本読みの虫干し」が正式なタイトルです。本書は朝日新聞に連載された同名のコラムと、岩波書店の「図書」に掲載されたコラムに加筆訂正したものからなっています。 …

雪の峠・剣の舞 (KCデラックス アフタヌーン)

岩明 均 (著) 「寄生獣」で有名な岩明均氏が描く、戦国歴史コミックです。 「雪の峠」「剣の舞」の2編で構成されています。「雪の峠」は関ヶ原の合戦で西軍についたために国替えになった大名家の築城顛末記。それまでの藩を支えてきた戦乱の世に拘る「戦国…

考具 ―考えるための道具、持っていますか?

加藤昌治(著)「考具」とは、「考えるための道具」といった程の意味です。現代人なら多かれ少なかれ、何かを「考えて」それをまとめていくといった作業を強いられている筈ですが、そのための「道具」はと考えると、自分の頭の中だけで考えることと、あるい…

無敵のマーケティング 最強の戦略

Jack Trout (原著), 高遠 裕子 (翻訳) マーケティングの世界では有名なジャックトラウト氏の著作。邦題は「無敵のマーケティング 最強の戦略」なのですが、原題は「Jack Trout on Strategy」というもので、そのタイトル通りマーケティングにおける「戦略 (st…

スヌーピーたち 50年分のHAPPY BOOK

デリック バング (著), 笹野 洋子 (翻訳) 50年という長きに渡り、ピーナッツは連載されました。驚異的な記録です。日本人には長い間谷川俊太郎氏の翻訳でお馴染みでしたね。そして2000年初頭、シュルツ氏による引退宣言が出され、そのわずか数週間後に…

インフルエンザ予防接種

昨シーズンインフルエンザを患って、苦しい思いをしたので、今回は予防接種を受けてみることにした。てっきり二回受けるのかと思っていたら、今日だけで終わりだそうな。

ダンス・ラブ・グランプリ―県立厚木高校ダンスドリル部全米制覇の記録

長谷川 晶一 (著) 久しぶりに impish (神奈川県立厚木高校ダンスドリル部)の話題です。この本は2004年3月14日に全米のチアダンスコンテストで優勝したチーム impish の軌跡を追ったドキュメンタリーです。内容的にはインタビューの部分が多く、17歳…

素朴な琴 - 【八木重吉】

この明るさのなかへ ひとつの素朴な琴をおけば 秋の美くしさに耐へかね 琴はしづかに鳴りいだすだらう

言葉の常備薬

呉 智英 (著) ということで呉智英氏の久しぶりの新刊です。過去にも「言葉につける薬 (双葉文庫―POCHE FUTABA)」などの著作で、偉そうな人々の使う怪しい日本語をおちょくってきた氏が、ここ数年様々な雑誌に書いてきた言葉に関する面白い話題が満載です。 …

落葉松 - 【北原白秋】  

からまつの林を過ぎて、 からまつをしみじみと見き。 からまつはさびしかりけり。 たびゆくはさびしかりけり。からまつの林を出でて、 からまつの林に入りぬ。 からまつの林に入りて、 また細く道はつづけり。からまつの林の奥も、 わが通る道はありけり。 …

日常生活の思わぬ場所で出会い、何らかの印象に残った詩歌を、時折備忘録代わりにここに記すことにします。本の紹介と違って、解説などができるわけではありませんので、単にその詩歌そのものを作品名、作者名と共に示すだけにしたいと思います(単なる手抜…

Googleストラップ欲しい!

12/07 追記:キャンペーンにお付き合いしてみましょう。